坐禅会よくある質問



まずはこちらをご覧下さい。 坐禅に関するよくある質問


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質問1足がしびれたり、痛くなったりしても我慢しなければいけませんか。
回答1坐禅中に足がしびれたり、痛くなったりした場合には、合掌した上で、足を組み替えても結構です。坐禅を続けるには、無理のない姿勢で坐ることが大切ですし、続けるうちに必ず良い姿勢で坐れるようになります。
質問2何も考えないでひたすら坐れるものですか。
回答2坐禅中に考えごとが湧いても、気にする必要はありません。ただ、それ以上その考えを追求するのではなく、湧いた段階で留め、姿勢や呼吸を整えることに心を向けて下さい。
質問3雑念は気にしなくても良いと言っても、あちこち飛び回る心を何とかできないでしょうか。
回答3大切なことは、その様な自分を見つめ、向き合うことです。焦らずに気長に取り組んで下さい。
質問4「経行」とは何ですか。
回答4「経行」(きんひん)とは、坐禅の合間に行う歩く作法です。当寺では一息半歩と言って、1回息を吸って吐く毎に、一方の足を他方の足の半歩前に出します。手は揖手(いっしゅ)と言い、叉手の手の甲を上に向けた組み方で行います。
質問5勤行式とは何ですか。
回答5「勤行式」(ごんぎょうしき)とは、本堂で三拝後、お経を詠む行事です。
質問6道元禅師の教えは聞けないのですか。
回答6年に数回駒沢大学の石井清純先生に、「永平広録」の講話をお願いしています。実施時期については、耕雲寺坐禅会予定等の欄を参照願います。
坐禅 世田谷 成城山 耕雲寺坐禅会
質問7坐禅は家でやっても良いですか。
回答7家で坐って頂いても結構です。ただできればお寺にお越し頂き、坐禅堂でお坐り下さい。一人ではすぐやめたくなる場合もあります。また家では落ち着いた場所が確保できないこともあります。お寺であれば、志を同じくする仲間と一緒に坐る雰囲気ができています。曹洞宗では、これを芋洗いと呼んで一緒に坐ることを重視しています。以下の記事は参考になるかも知れません。
6.駒澤大学教授 石井 清純先生 提 唱のみなと一緒に坐禅すべきこと・・・・・・
質問8数息観や公案はしないのですか。
回答8当寺は曹洞宗で、道元禅師の教えに基づいて坐っています。曹洞宗でも数息観を行う場合はありますが、初心者が初めて坐る場合、初めから数息観を行う様には指導していません。また曹洞宗では基本的に、坐禅中は公案に取組むことはありません。
質問9坐禅をやれば、すっきりしたり、物事に集中できる様になりますか。
回答9初めから具体的な効果を期待するのではなく、気持がすっきりしない、あるいは物事に集中できない自分を坐禅によって見つめ、向き合うことから始めてはどうでしょうか。焦らずに、じっくりと坐禅を続けることに答えを求めてみて下さい。
質問10坐禅をすれば、悟りに到達して、世の中の見方が変わるのですか。
回答10曹洞宗では坐禅と悟りは一つのものであるとしています。これを修証一等と言います。




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